2004

  • 「公共施設等への森林バイオマスエネルギー導入事業調査業務」 (山口県殿)

山口県では、ガス化コージェネレーションシステムの実証試験がスタートし、木質ペレット燃料製造工場も建設されることになっている。 本調査では、各々のシステムを具体的な候補地11箇所について、ケーススタディーを行い、導入の容易性について検討を行なった。 ここでは、森林バイオマス利用による長期的な経済メリットを数値化する試みを行うと同時に、バイオマス利用をベース需要に、 化石燃料利用機器をピーク需要に対応させる適正な規模割合を炭酸ガス排出削減コストを指標とするシミュレーション手法を開発した。 本調査では、さらにEUの先進地域における木質ペレットボイラー導入事例集及び県民アンケートを元にした木質ペレット普及のための合意形成手法の研究を行って、 木質バイオマス普及のための総合的研究となった。 ⇒シミュレーション手法は、今後の木質バイオマス利用機器導入時の適正なシステム設計への応用発展が期待される。

  • 「木質バイオマスを活用した地域熱電併給システムにおけるPFI手法導入モデル調査研究に関する調査委託業務」 (民間企業)

木質バイオマスによる地域熱電併給システムをPFI手法を導入してモデルケーススタディーを行い、 課題と対策について検討を行った。木質バイオマスの種類として建設系木質廃棄物、製材工場等端材、林地残材を対象とし、 またボイラー蒸気タービンコージェネレーションシステム、ガス化コージェネレーションシステム、温水ボイラーシステムの3システムについて、 都市大規模型、都市中規模型、中山間地中規模型、中山間地小規模型の4パターンのマトリクスにて検討を行った。 ⇒報告書は、全国の行政機関へ配布が予定されている。

  • 「津久井地域木質バイオマス利用事業化フィージビリティスタディ調査に係る調査」 (神奈川県殿)

津久井地域の森林の活性化に寄与することのできる、木質バイオマスのエネルギー利用システム事業について、(1)利用可能な木質バイオマス(2)チップ加工方法と輸送方法(3)チップ利用システム (4)モデル施設への導入方法(5)地域内の需要量拡大可能性(6)今後の展開方法について詳細な検討を行なった。 ⇒平成18年度の実機導入を目指す。

  • 「日の出町地域新エネルギービジョン策定等事業調査業務」 (東京都日の出町殿)

日の出町に適した新エネルギー利用方法について、地域の特性や町内に潜在的に存在する新エネルギーの量、 エネルギーの需給関係、新エネルギーの技術特性、住民アンケートの結果などを総合的に検討。 新エネルギーの導入を推進していくため、基本方針に基づきバイオマスプロジェクトセンター・緊急災害時のライフライン確保・ 新エネルギー情報提供・新エネルギー活用型モデル住宅建設といった重点プロジェクトを策定した。 ⇒今後は、森林資源の活用と地場産業である木材加工産業の活性化を目指して、 チップとペレットの棲み分け製造―利用を行うシステムの具体的な計画へと展開する予定となっている。

  • 「富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合地域新エネルギービジョン策定等事業に関する調査業務」 (民間企業)

森林と太陽光、小型風力を利用し、グリーンツーリズムと繋がった地域活性化構想を構築した。 ⇒今後は、温浴施設の建設スケジュールに合わせて、林地残材の木質チップボイラーを熱源とするシステムから着手する予定になっている。

  • 「楢川村地域新エネルギービジョン策定調査業務」 (長野県楢川村[現塩尻市]殿)

地域研究会と協力して調査を行なった。村民との数回に渡るワークショップを実施し、普及啓発を図りながら、 アイデアを取り入れたプロジェクト立案などを行なった。 移動型ペレット利用融雪機などの木質バイオマス利用とマイクロ水力、 伝統工芸である漆器とLEDの複合商品開発などのプロジェクト案を検討した。

  • 「木くずのペレット化による工場内プロセス熱利用システム実施設計業務」 (中西製材株式会社殿)

前年度に実施した同事業化可能性調査結果を実証するため、実施設計を受託。 木材加工工場から発生する木くずを利用し、小型成型機でペレット化し、ガンタイプペレットバーナー搭載型貫流ボイラーの導入により蒸気を製造し、 場内の木材乾燥機並びに集成材加工機のプロセス需要に対応させるユニットシステムを設計した。 ⇒平成17年度に実証装置の建設が予定されている。

  • 「木質バイオマス由来薬用物質のマーケッティング調査」 (民間企業)

木質バイオマスから合成した薬用物質について、現状の製造方法と価格及び現状と将来の需要量調査を行った。 ⇒木質バイオマスのケミカル利用の今後の展開が期待される。

  • 「木質ガス対応ガスエンジン調査」 (民間企業)

木材ガス化コージェネレーションシステムの実証試験を行うにあたり、低カロリーな木質ガスで駆動できるガスエンジンについて調査を行った。 我が国で入手可能なものについてその仕様、価格、特徴、技術資料などをまとめた。

  • 「マイクロ波を利用した木質バイオマス液化プロセスの開発におけるバイオマスコンバイドプロセスに関する調査」 (民間企業)

愛知県、岐阜県、長野県等の林地残材を収集し、これを微粉砕後マイクロ波により急速加熱して液化、医薬品等の高付加価値素材の合成、 また生分解性プラスチックや自家消費燃料の製造を行う事業化可能性の調査。 当社は、林地残材の賦存分布状況から収集シミュレーションを行い、工場規模による合理的な立地条件の検討を行った。

  • 「木質バイオマスのマテリアル利用マーケティング調査」 (民間企業)

木質バイオマスの特定マテリアル利用について、製造概要、流通状況のマーケティング調査を行った。

  • 「環境ネットワークシティ・いわき」の推進に係るバイオマスモデル事業」 (NPO法人殿)

いわき市では、これまで木質ペレット燃料システム、木質バイオマススラリー燃料システムの構築が進められてきており、 この二つのシステムを対象として研究を行った。 研究内容は、効率的な林地残材の収集システムの実験による研究、 木質バイオマススラリー燃料製造時に発生する副生成物の畜産施設での活用試験、市民参加型のバイオマス利活用システムの研究を行う。

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