平成22年度 林野庁補助事業 木質バイオマス利用加速化事業
木質ペレット等地域流通整備事業
その際、定期的に開催する委員会で事業の進捗状況の確認や事業進行時に発生する障害への対応方法などを検討していただきます。
上記は、バイオマス燃料の流通整備に関する課題対策を例示したものです。
申請による提案内容は、この例に関わらず地域の課題を踏まえて自由に企画提案してください。
なお、応募申請に当たっては、平成22年度における事業の実施必要となる額を算出していただきますが、
実際に交付される助成金の額は応募申請書に記載された事業内容等の審査の結果等に基づき決定されることになりますので必ずしも申請額とは一致しません。
なお、事業実施に必要な経費であっても次の経費については申請ができませんのでご留意下さい。
本ページより応募書類をダウンロードしていただき、応募期間内に事務局まで郵送してください。
なお、申請をされる方は、事務局までご連絡いただきますようお願いします。
木質ペレット等地域流通整備事業
○新着情報 |
提出様式(ダウンロード可)
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1. 事業の目的
木質バイオマスの利活用は、地球温暖化の防止、林業や地域の活性化、雇用の場の確保に資することから、従来から木質バイオ マスの利用推進を図ってきたところですが、毎年約2,000万m3と大量に発生している間伐材等林地残材については、搬出・運搬コスト等の理由から、ほと んど利用されていない状況にあります。これらの利用を促進するためには、地域との連携を図り、公共施設や一般家庭など需要者の開拓により裾野を広げること が必要となっております。
そこで本事業では、地域における木質ペレット等バイオマス燃料の安定的な販路の開拓及び需要に見合った生産・集荷・流通体制の構築について、検討・計画 立案・実証・評価等を行う事業者に対し、助成を行い、実証で得られた成果を包括した汎用性のあるモデルの創出を行うものとします。
本事業では、既に木質バイオマスの流通が一定量存在する地域において、さらなる需要拡大につなげるため流通の高度化を図り、我が国の木質バイオマス流通 のモデルとなる取り組みを行う事業者を公募、選定し、モデル実証のための必要な支援を行います。本事業の採択事業者の方は、実証内容の検討・実施計画の立 案・実証・評価の一連の過程を実施していただくこととします。
そこで本事業では、地域における木質ペレット等バイオマス燃料の安定的な販路の開拓及び需要に見合った生産・集荷・流通体制の構築について、検討・計画 立案・実証・評価等を行う事業者に対し、助成を行い、実証で得られた成果を包括した汎用性のあるモデルの創出を行うものとします。
本事業では、既に木質バイオマスの流通が一定量存在する地域において、さらなる需要拡大につなげるため流通の高度化を図り、我が国の木質バイオマス流通 のモデルとなる取り組みを行う事業者を公募、選定し、モデル実証のための必要な支援を行います。本事業の採択事業者の方は、実証内容の検討・実施計画の立 案・実証・評価の一連の過程を実施していただくこととします。
2. 応募要件
(1)本事業の対象範囲
本事業で助成対象となる範囲については、地域における木質バイオマス需要拡大と、それによる生産・集荷・流通体制の高度化を対象の範囲としています。(2)本事業の対象とする木質バイオマス燃料
本事業では木質バイオマス燃料全般(木質ペレット、木質チップ、薪等)を対象とします。(3)本公募の対象とする取り組み
@ | 木質バイオマス燃料の需要拡大を促す取組み |
A | 木質バイオマス燃料の流通過程を高度化する取組み |
B | 本事業による実証内容が、他地域において模範となる取組み |
(4)事業の実施内容について
本事業実施期間内に以下のような内容を実施します。その際、定期的に開催する委員会で事業の進捗状況の確認や事業進行時に発生する障害への対応方法などを検討していただきます。
実施工程(例) | 実施内容(例) |
@現況・分析の検討 | 対象とする地域における林業・林産業の状況、地域における熱需要の把握、木質バイオマス燃料利用の進展度(現状の流通量・流通方法、需要者数等)を考慮し、当該地域の木質バイオマス流通システムの課題の抽出及び課題解決策に向けた方法を検討します。また現状を踏まえ今後の需要増のための方策の検討をします。 |
A改善計画立案 | @で検討した調査・分析に基づき、Bで実施する実証のための計画を立案します。 |
B実証試験 | Aで立案した計画に基づき、流通システムの実証を行います。@の仮説を解決するため、調査を行う、必要な設備のリースを行う、流通拠点を増設する、新たな流通形態・方法を試行する等の実証行為を行います。 |
C評価と課題・対応策の抽出 | Bで行った実証により得られたデータや知見等をとりまとめ、今回検討・実証したシステムの評価を行うとともに、今後の課題と対応策について検討を行います。 |
(5)本事業の課題領域例および課題対策例
木質バイオマス燃料の流通整備に関する課題領域と対策の例を以下に示します。課題領域例 | 課題対策 |
需要先の発掘・開拓 | 地域におけるターゲットの把握、効果的な情報提供やPR、自治体や地域の産業との連携による木質バイオマス流通モデルの確 立 |
燃料流通網の整備 | マーケットを把握した上での小口・大口等の規模別燃料流通網の整備 |
既存流通事業者との燃料供給に関する連携構築 | |
燃料輸送・配送システムの効率化 | 距離別燃料輸送手段(鉄道・船等)の最適化 |
需要規模に応じた専用運搬車による燃料供給効率の向上 | |
燃料出荷・受入れ設備の高度化 | |
燃料貯留・需要量の管理システムの構築 | |
中間輸送拠点の設置 | |
副産物の有効利用・処理 | 燃焼灰の有効利用・適切な処理方法の確立 |
環境負荷低減 | 燃料流通における環境負荷の低減化 |
燃料供給の安定化 | 複数供給者間の燃料供給ネットワークの構築 |
燃料の品質低下の防止(輸送手段改善、燃料性状) | |
燃料の需要変動への対応 |
申請による提案内容は、この例に関わらず地域の課題を踏まえて自由に企画提案してください。
3. 助成内容
木質バイオマス燃料の需要・流通の拡大に関する課題対策について実証内容の検討・実施計画の立案・実証・評価等の実施に必
要な人件費・リース費等の経費を助成します。(ハード購入は対象外)
平成22年度の事業規模は92,936千円となっており、5課題程度の採択を予定しています。
(1)助成金の助成率
事業の実施に関する直接必要な経費の定額(10/10以内)とします。なお、応募申請に当たっては、平成22年度における事業の実施必要となる額を算出していただきますが、
実際に交付される助成金の額は応募申請書に記載された事業内容等の審査の結果等に基づき決定されることになりますので必ずしも申請額とは一致しません。
(2)助成対象経費
助成対象経費の範囲については公募要領をご覧ください。なお、事業実施に必要な経費であっても次の経費については申請ができませんのでご留意下さい。
@ | 建物等施設の建設、不動産取得、機械備品取得に関する経費 |
A | 事業の実施に関連のない経費 |
4. 公募期間のお知らせ
平成22年5月19日(水)〜平成22年6月18日(金) (当日消印有効)本ページより応募書類をダウンロードしていただき、応募期間内に事務局まで郵送してください。
なお、申請をされる方は、事務局までご連絡いただきますようお願いします。
5. 問合せ及び応募申請書類の提出先
事業内容や各種お問合わせは、木質バイオマス燃料地域流通整備事業 事務局までお願いします。
実施計画書の書き方や検討している内容など、ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
株式会社森のエネルギー研究所 | |
木質ペレット等地域流通整備事業 事務局 (担当:長ア、前保) | |
〒198-0036 東京都青梅市河辺町5-10-1セントラルビル2F | |
TEL | 0428-28-0010、0428-28-0009 |
FAX | 0428-28-0037 |
info@mori-energy.jp | |
URL | http://www.mori-energy.jp/ryu-tu/top.html |
※平成21年度事業については ⇒こちら