インターン生2名を受け入れました

9月4日から5日間、宮崎大学農学部から2名のインターン生を受け入れました。

初日から社内勉強会のエネルギー白書の読み込みに参加していただきました。国内エネルギー動向と国際エネルギー動向についてのとりまとめ、社内プレゼン、社員との質疑応答と、しっかり対応していただきました。

後半には、かごしま森林組合さまへのヒアリング調査、製材所の視察、グリーン発電大分さまへの視察に同行していただきました。原料調達事情、燃料製造事情、発電所建設の条件や法整備の動きなど、直接事業者から情報収集をしていただきました。

とても真剣に取り組んでいる様子に、説明するこちら側の背筋も伸びました。

製材所
燃料調達
燃料製造
発電所

九州営業所でのインターンの受け入れはほぼ毎年行っていますが、今回のお二人は2年生での参加でした。まだ専門の授業は少ない中で不明点も多かったと思いますが、能動的に参加いただけて良かったと思います。

インターンの受け入れは参加いただく学生さんに学んでいただきたいなと思う反面、受け入れ側としては「どうしたら伝わるかな」と考える機会でもあります。

提案や説明が欠かせないコンサルという業種において、インターン生を受け入れるということ自体が大きな学びの場であり、特に2年生にご参加いただいたことは勉強させていただいたなと思います。

すべてのプログラムを終えて、お2人からは次の感想をあずかりました。

インターンに参加させて頂いて、貴社がどのようなお仕事をされているのか少し知ることができ、自分の将来についても考えを深める良い機会となりました。コンサルティングというお仕事では、現地に赴いて直接お話を聴き、現状の把握や会話を通じて相手の意向を感じ取り、相手の目的に沿ったことをしていく事が大事だと学びました。また、仕事をするうえでは、日々新しい情報や様々な分野の知識を吸収する必要があると感じ、これからもっと勉強を頑張ろうと思いました。この度はご多忙の中、色々なことを教えて頂き本当にありがとうございました。(牧野さん)

「コンサル」という様々な面から森林を見ることができる職業を通じて自分がやりたいことを見つけることができました。この貴重な経験を通じて将来設計を組み立てて行きたいと思います。とても楽しかったです。ありがとうございました。(古賀さん)

今回のインターン期間中には中学校に職業講話に行く機会があったこともあり、「何か将来の役に立てるように」ということを念頭にインターンの対応をさせていただきました。その意味では森のエネルギー研究所の仕事を知るだけではなく、「仕事とは何か」ということについても考えていただきたいと思って対応させていただいていたので、お二人の感想を読んで少しは考えるきっかけになったかなと思います。

インターン中、お二人にもお話ししましたが、森林・林業について専門的に学び卒業する大学生は全国でも1,000人足らずだと聞いたことがあります。どういう形でもいいので、将来、森林・林業に関わっていただけたらなと思いますし、どこかでまた再会できればいいなと思います。