平成29年5月吉日 関係各位 平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび株式会社森のエネルギー研究所(代表取締役:大場龍夫、本社:東京都羽村市)は、青森県西目屋村において「西目屋薪エネルギー株式会社」を設立し、木質バイオマス燃料の供給等の事業に参画することといたしましたので、お知らせいたします。
西目屋薪エネルギー株式会社は、木質バイオマスエネルギーの利用を通した森林資源の活用と経済循環や雇用創出による地域の活性化を目的とし、西目屋村及び同村内企業と共同で出資設立されたものです。木質バイオマス燃料として「薪(まき)」を利用していく計画であることから、社名にこれを取り入れております。
西目屋村では今春より村内の温泉宿泊施設「グリーンパークもりのいずみ」において薪を燃料とした木質バイオマスボイラーが稼働したのを皮切りに、今後整備する住宅団地など複数の木質バイオマス関連事業が展開される予定です。これに合わせて同村で木質バイオマス燃料を供給する事業体の設置が検討されてきましたが、村内には林業や木材加工などの関連事業体がいなくなってしまっている状態であったため、平成26年から同村の木質バイオマスに関する事業計画策定等で関わりのあった当社を中心に法人を新設し、これにあたることとなりました。今後は薪の製造及び供給を中心に、地域の雇用を確保しながら木質バイオマスや森林資源を有効活用し地域の活性化につながる事業を展開して参ります。
弊社は木質バイオマスエネルギーに関するコンサルティング及び調査企画業務を主力事業としておりますが、このたびの会社設立及び事業参画により自ら主体となって地域を動かしていくとともに、今後の木質バイオマスエネルギービジネスのあり方について貴重な知見を獲得し、コンサルティング等の事業支援にも活かして参ります。
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